日中は、ずいぶん暑くなってきました
5月の30度超えは、心の準備が出来てない分キツイですねぇ~(=_=)
実際、この時期は乾燥しているので、身体が水分不足になり易いそうです
こまめな水分補給、特にお年寄りや小さな子供さんには気を付けてあげてください
さて、暑いときには涼しいところへ行きたくなりますよね
真夏に日本で一番涼しいところと言ったら、日本一の富士山でしょう (たぶん^^ゞ)
山頂まで登れる期間が、毎年7月上旬~9月中旬までという事でも分かります
知り合いで、毎年登りに行く人が数人いますが、ボクはまだ未登頂です
登山ルートによって異なりますが、最低でも1400m位の標高差があるので
少しトレーニングしてからでないと、無理かも知れませんね(=_=)
先日、テレビを見ていたら「富士登山電車」の話題をやっていました
現在の車両は、平成21年8月8日に運行を開始し、富士山に一番近い鉄道として
大月~河口湖間約26.6キロを結んでいます
テレビで話題にしていたのは、この鉄道を更に標高の高い所まで延伸する
取り組みを、地元の皆さんが中心となって行っているという事でした
世界遺産に登録されたばかりなのに、登山鉄道の建設で富士山を傷つけては・・・・
と思いながら見ていたら、どうやら現在自動車が通行している富士スバルラインに
線路を敷設して電車を走らせる計画で、山を削ったりしなくても良いそうです(^^♪
シーズン中は、たくさんのマイカーや観光バスが押し寄せ、渋滞が常態化していて
世界遺産登録後は、更に増えているようです
これが電車に変われば、渋滞は解消されます
また、緊急車両以外のクルマは通行しなくなるので、試算では年間1万2000tの
CO2を削減できるそうです
スバルラインの終点の5合目まで、登山電車が登ってくる・・・・少しわくわくしませんか?
電車を降りると、こんな景色が広がっている・・・・良いじゃないですかぁ~(^^♪
登山電車になるもう一つのメリットは、現在は車両通行止めになっている冬季でも
電車なら運行可能になるということです
そうなると、一般の人でも雪富士の5合目に立つことが可能になります
富士山の世界遺産登録は、多くの日本人の悲願でした
国際記念物遺跡会議という機関が「登録に値する」と判断し、ユネスコが決定しましたが
その際に、いくつかの改善への対応が登録継続の条件となっているそうです
その中の、大きな柱が「環境問題」と「登山者の管理抑制」
1万2000tのCO2削減と、夏場に集中している観光客の通年分散化が可能となる
富士山登山電車構想は、その切り札になるんじゃないでしょうか(^^)v
登山鉄道先進国のスイスのように、富士山を電車が登っていく姿を想像すると
リニアが走る姿を想像した時と、また一味違ったワクワク感を覚えませんか?
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