こんにちは!名古屋支店blog担当の寺嶋です。(^∇^)ノ
先日SNS上でこんなエッセイコミックを読みました。
ある女性会社員が会議に参加したとろこ、上司の男性社員からこう言われたそうです。
「いやぁ、若い女性がいてくれると会議が和んで助かるよ。」
この女性社員は、その一言に傷つき、別の男性社員に相談。
すると、後日、この女性社員は会議から外され、別の女性社員が代わりに出席することになりました。
この結果に、女性社員はずっとモヤモヤしているそうです。
さて、このストーリーを読んで、「なんでこの女性社員は傷ついたんだ?」と思ってしまった方もいるかもしれません。
もちろん、上司の方は女性社員を困らせようとか、嫌がらせをしようとしたわけではありません。
むしろ、褒めたつもりでいたのでしょう。
しかし、女性社員はそうは受け取っていませんでした。
「ビジネスパーソンとしてこの会社で力を発揮したいのに、女性だからという理由で場を和ます道具のように会議呼ばれるのは納得がいかない」
女性社員はこのように別の男性社員に相談したのです。
しかし、結果的にその意図は、相談した男性にも、上司にも伝わらず、「この子はこういう扱いが嫌なんだ。じゃぁ、この子じゃなくて別の女性を出席させる」ということになり、彼女は落ち込んでしまったのです。
代役のような形で会議に出席することになった女性にも、これは失礼なことですね。
SNS上では共感のコメントが多くみられました。「こういう職場がまだあるの?」「この会社では働きたくない」という学生のコメントも見られました。
「女性だから気が利くね」
「男性がいると盛り上がるね」
「男ならこれくらいできて当然!」
「この手の話は女性には難しいよね」
こういったフレーズは、社会に溢れかえっています。
そして、このフレーズは時に褒め言葉として、相手を気遣う言葉として使われています。
そのため、発言した本人は全く悪気がないので気づきにくく、言われた方も「相手は優しさで言ってくれたから」と、
言い返すことができないことがあります。
私たちは「女性だから」この会社に就職できたのでしょうか?
「男性だから」今の仕事をしているのでしょうか?
本来は、個人の能力や特性を生かすことができるから、そのお仕事ができているはず。
その場所で力を発揮できるのであれば、性別は関係ないと思うのです。
また、自分自身に対しても
「私は女性だから大人しくしておいたほうがいい」
「俺は男だから辛くても我慢しなきゃ!」
と、無意識のうちに「ジェンダーの呪い」をかけてしまうことがあります。
女性だって思い切ったことをしてもいいですし、男性だって弱音を吐きます。
「性別」というフィルターを通してしまうと、人も自分もどんどん息苦しくなっていきます。
自分にも、相手にも、「個人」のことを思って声をかけてあげたいですね。
とは言いつつも、子供のころから身についてしまった価値観は、意識しないとなかなか変わりません。
私も思わず言ってしまってることがあるのかも・・・。価値観のアップデート、大切ですね!
ハートフルマンションにはコンプライアンス委員会というものがあり、
ハラスメントの基本的な知識の共有し、防止するための仕組みを整備しています。
勉強会やミーティングを通して、社員全員が「ハラスメントを見て見ぬふりをしない」という意識をもって職場をつくっています。
これはSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」にも通じるものがあります。
ジェンダーの壁を越えて「風通しのよい会社」が日本中に増えたなら。
きっと私たちも、そして、これから大人になる子供たちも、もっとイキイキと働けると思います。
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