この前の金曜日、3月11日で東日本大震災から満5年が経過しました
地震の発生した午後2時46分には、亡くなられた皆さんに哀悼を捧げるため
弊社でも全員で黙とうを行いました
一週間くらい前からテレビや新聞でも特集が組まれたり、現地の様子や
今までの出来事など多くの情報が流れていました
被災された皆さん、とりわけご家族や友人など大切な方を失われた方の心は
まだまだあの日から戻れないだろうと思いますが、少しずつあの日の話を
話し始める方も出てきて
そんな方の話を聞きながら、あらためて悲惨な状況を再認識しました
震災から一ヶ月ほど後に、救援物資を積んで被災地を訪れましたが
当時はまだほとんど何も手付かずの状態で、行方不明者の方の捜索が
一生懸命行われていたのが記憶に残っています
でも、まだ2561人もの方が行方不明のままだという現実を思うと
まだまだ現地では過去のことに出来ないと思います
それに上の二つの写真を見比べても、5年間で変わったことは、がれきの撤去と
道路などインフラの整備等、公共で行えることに限定されている感じもします
阪神大震災の時も、発生の一週間くらい後からボランティアで二回ほど現地を訪れ
その3年後くらいに再訪した時、復興の進み方の早さに驚きましたが
同じ大震災ではあっても、被害の発生状況や現地の事情によって、その後の復興状況が
まるで違うものなんですね
まだまだ過去には出来ない大震災ですが、私たちはその教訓を自分たちのものとさせて頂き
近い将来に発生が懸念される東南海地震等に備えていく役割を果たしていかなければならない
そう思います
私どもハートフルマンションも、「住まい」を生業とさせて頂いている者として、その責任を
再認識させていただいた3月11日でした
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