以前このブログ記事「Design by Toujitsu 」でご紹介した取り組みが
お正月明けの岐阜新聞に掲載されました
ご覧になった方もおられると思いますが、あらためてご報告させていただきます
―以下、岐阜新聞記事より引用―
部屋壁紙に若い感性 東濃実高生の提案採用 2015年01月04日
可児郡御嵩町伏見の東濃実業高校の生徒が選んだ壁紙が、賃貸マンションに採用された。
賃貸マンション運営会社のハートフルマンション(可児市下恵土)が、高校生の若い感性を
部屋の付加価値向上に活用しようと初めて同校に依頼。
同校は、生徒のプレゼンテーション能力を高める実習として取り組んだ。
採用した部屋は今月に入居の募集を開始する予定だ。
ビジネス管理科事務管理類型の3年生29人が取り組み、全員が1、2LDKの
それぞれの部屋に合う壁紙を選んだ。
テーマやその理由などを間取り図に添え、提出。社内アンケートにより優秀作を
1点ずつ選んだ。
採用されたのは美濃加茂市前平町の「ハートフルマンション杏」と「同柚子」。
杏は1LDKで、和田沙也加さん(18)=可児市=の提案、柚子は2LDKで
粟野瑞希さん(18)=加茂郡八百津町=の提案が選ばれた。
和田さんは「1人暮らしの女性をイメージして、花柄やピンクを使って清楚(せいそ)で
かわいらしくした」、粟野さんは「新婚で子どもが1人いる家族をイメージした。オレンジを
1面だけ使って、あったかい感じにした」と狙いを話した。
壁紙の選択と提案は文書デザインの授業として行い、生徒にどう提案するかを学ばせるために
実施。
今月16日に行う学習成果の発表会で、全校生徒にも披露する。
同社の担当者は「賃貸の部屋の壁紙は、当社が選ぶと保守的になりがち。
こうして提案してもらうことで、新しい発想が得られる」という。
2人以外の生徒から提案された壁紙も他の物件のトイレなどに活用した。
担当者は「来年以降もこの取り組みを続けていきたい」と意気込んでいる。
選んだ壁紙が採用された部屋を見学した粟野瑞希さん(中央)と
ハートフルマンションの担当者
=美濃加茂市前平町、ハートフルマンション柚子
http://www.gifu-np.co.jp/hot/topic.shtml
1月4日岐阜新聞 県内版
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