前回の記事でちょっと”匂わせ”ていた「スペシャルな清掃活動」を行ってきました。
名古屋支店メンバー全員で、愛知県常滑市の大野海岸のビーチクリーンを行ってきました!ヾ(o´∀`o)ノ名古屋支店のSDGsスローガンのうちの一つを叶えることができました。
たまたま、当日学校が振替休日だった私の娘も同行させて頂きました。大好きな電車に乗れるだけで目を輝かせておりました.゚+.(・∀・)゚+.
今回お世話になった大野海岸はなんと世界最古の海水浴場と言われています!(「まぁ、言ったもん勝ちですけどねぇ(笑)」by海岸担当者の方)
鎌倉時代、かの有名な鴨長明が1211年に大野を訪れ、「生魚の 御あへもきよし 酒もよし 大野のあゆみ 日数かさねむ」という歌を詠んだことから、世界最古と言われるようになったようです。その歌が書かれた石碑も海岸をバックにきらきらと輝いておりました。
大野海岸では、前もって清掃活動の日程をお伝えしておくと、ボランティア専用のゴミ収集袋の提供、掃除道具の貸し出などもしてくださいます。集めたゴミも、分別して指定の場所に置いておくと、後日担当者さんが処分してくださいます。ボランティアの方々が清掃活動をたくさんしてくださっているからこそのシステムですね。
優しく打ち寄せる波の音を聴きながら、いざ清掃スタートです。遠くから見ていると、あまりゴミは気になりませんでしたが、砂浜に降りてみると、たくさんのゴミが!!
例をあげますと、花火、ライター、釣り糸、ペットボトル、空き瓶、たばこの吸い殻、お菓子の袋、玉ねぎ(!)、コンビニ弁当の容器などです。海岸で直接捨てられたものもあれば、遠くの街で捨てられたものが風にのって海岸にたどりついたものもあるでしょう。
一番収集に苦労したのは、指先よりも細かくなってしまったプラスチック片です。これらは、最初からこのサイズで捨てられたわけではなく、元々はもっと大きなサイズのプラスチックが波風や人に踏まれたりした結果小さくなったのです。あまりに細かくて、手作業で集めるにもキリがありません。
最近よく耳にする「マイクロプラスチック」は、こうやってできていくのだな・・・」と実感しました。まだ指先くらいのプラゴミが、どんどん削られて、砂のように細かくなり、海水に混ざり、魚たちの体内に取り込まれ、私達の食卓にやってくる・・・。(つД`)ノ
大切なのは、手作業で取りきれるうちにゴミを回収すること、そして、ポイ捨てをせずリサイクルすることですね!!
集めたゴミは、常滑市の分別方法で分けて、海岸の担当者の方に処分をお願いしました。
一緒に行った娘も、たくさんのゴミを目の当たりにし、「こういう釣り糸が動物に絡まったりするんだ!危ないよね!」と危機意識を持ちながら活動してくれました。とても良い経験になりました(^-^)/
しかも、この日は5月30日、530(ゴミゼロ)の日です。Instagramでは#530action というハッシュタグをつけ、清掃活動などの写真を投稿すると530円がWWFに寄付されるというチャリティーキャンペーンが行われており、名古屋支店をはじめ、ハートフルマンション本社・各支店でも清掃活動を行い、このキャンペーンに参加することができました。
これから梅雨に入りますので、こういった清掃活動はなかなかできないかもしれませんが、他にたくさんやれることはあるはず。『住みよい街づくり』に繋がるハートフルマンションの活動は今後も続けてまいります!
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