何となくバタバタしてるうちに、12月になってしまいました( ‘o’)
例年ですと今頃、「今年の出来事」「今年の10大ニュース」とかの
テーマで盛り上がる時期ですが、、、
2020年については、新型コロナウイルス関連のニュース以外には
ほぼ頭に思い浮かばない、そんな気がしている方が多いかと思います
何かと気が重くなるような出来事が多かった中、ちょっと嬉しいニュースが
はやぶさ2が6年間にも及ぶミッションをやり遂げて、遥か彼方の
小惑星リュウグウから、玉手箱を持って無事帰還した事ですよね( ^ω^ )
玉手箱も無事に見つかりJAXAへの移送も完了し、これから解析が
進んでいくようですが、その結果も楽しみです
ご存知のように、はやぶさ2のプロジェクトは10年前に地球に帰還した
初代はやぶさプロジェクトをベースに、様々な改良を加えて実行されました
機体自体の外見は、アンテナの形状以外大きく変わってなさそうですが
イオンエンジンの耐久性だとか通信系統の増設であるとか、それ以外にも
ほぼ全ての部分に改良が加えられているそうです
2回のプロジェクトで一番大きな違いは、対象とする天体
はやぶさは、イトカワという長辺が約535mのS型小惑星でしたが
はやぶさ2では、リュウグウという直径約900mのC型小惑星を目指しました
リュウグウは、イトカワと比較して有機物や水を多く含む天体と考えらていて
玉手箱の中身の解析結果が大変楽しみなところです
今回、他の国に先駆けて我が国が小惑星からのサンプルリターンに
二度続けて成功したことは、我々日本人にとって大変誇らしい事です
そして、それ以上に私たちに感動を与えてくれたのは、初回はやぶさで起きた
様々なトラブル、そして何度も「ここまでか」と思わざるを得ないような局面でも
諦めずに、しつこく愚直に取り組み何とか帰還させた人たちの情熱
その経験を活かして、後を継いだ人達が計画実施したはやぶさ2での完ぺきと
いうべきミッションコンプリート
初代はやぶさからプロジェクトに加わっている、津田雄一プロジェクトマネージャが
「100点満点でいえば、1万点です」と語ったのが、実に爽快でした
この「はやぶさプロジェクト」は、私たち日本人が最近失いつつある情熱、不屈の精神
カイゼンの心、、、そしてプライド 様々な「学ぶべきもの」が有るような気がします
幸い、初代はやぶさは様々な映画やドラマにもなっています
新型コロナ禍で自宅にいる機会が増える年末年始休暇に、是非いかがでしょうか?
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