インフルエンザが大流行してるようですが、お元気にお過ごしですか?
このところは、雪も降らずに少し落ち着いているとはいえ、まだまだ寒のうち
あと一ヶ月ぐらいは、十分に気を付けて下さいね(^^)
さて、少し前になりますが、福井県の越前大野市に行ってきました
年明けに大雪が降ったというニュースを見ていたので、確実な北陸道経由で行くのか
はたまた、東海北陸道で白鳥から油坂峠越えにトライするのか、ちょっと迷いましたが・・・
やっぱり、最短距離で順調なら一時間以上早く行ける、油坂峠越えを選択(^^ゞ
白鳥インターから油坂に向かう中部縦貫道は、バッチリ除雪済みで快適でした
これなら問題なし、とたかをくくっていたら・・・・
峠を越えた途端、除雪はしてあるもののアイスバーン状態(@_@)
それでも、下りなのでスピードを控えて、何とか辿り着くことが出来ました(^^)v
もちろん越前大野も、すっかり雪景色、天空の城で名高い大野城が綺麗に雪化粧してました
今回は、この大野城の麓にハートフルマンションが新築完成したので
それを見るのが目的でやって来ました
だいぶん溶けたというものの、まだまだこんな感じ、駐車場を屋根付きにして正解でしたね
これが今回のマンション、ファミリータイプの2LDK、3スパン4階建ての全12戸です
4階建てなのに、なんとエレベーター付きなので、小さなお子さん連れや身体のご不自由な
方でも、快適にお住みいただけます
写真の右に写っている山が、越前大野城の建っている亀山です
マンション名は「福田館」、私どものマンションの中では珍しく漢字の館名です
それと言うのも、このマンションは以前の記事「家賃が奨学金に」でご紹介した
第62代衆議院議長を務められた福田一先生(故人)の、地元の皆さんへの感謝と
未来への志を受け継いだ、「福田一育英会」様からご依頼いただいたマンションなんです
その辺りのことは、以前の記事「家賃が奨学金に」をご覧いただければ幸いです
敷地内には、「志 似 金 石」 という福田一先生の書の石碑が建っています
先生がお亡くなりになって20年近く経ても、先生の遺志を受け継いだ皆さんの
志が、今回の福田館完成に繋がったこと、
正に、この石碑に刻まれた言葉の重さを感じぜずには居られません
余談ですが、福田一先生は1977年に発生した「ダッカ日航機ハイジャック事件」当時
福田赳夫内閣で法務大臣を務めてみえました
犯行グループからの身代金600万ドルの支払いおよび、獄中メンバーの引き渡しの要求に対し
福田先生は、法務大臣として断固拒否を主張されましたが
総理大臣の「一人の生命は地球より重い」との「超法規的措置」の発動によって
日本政府は、犯人グループの要求に応じ、身代金の支払いと獄中メンバーの引き渡しを行って
人質となっていた乗客乗員が解放されました
福田一先生は、事がすべて終結した後、法務大臣として最終的に「超法規的措置」の発動を
認めざるを得なかった事の責任を自らとって、法務大臣を辞任されました
あれから38年、世の中はずいぶん変わりましたが、今また中東を舞台に日本人が人質となり
日本政府を相手取って、身代金や獄中の犯人の解放を求める事件が起こっています
人質になってみえる方が一刻も早く救出されることを心から願うとともに、
あの事件当時の、福田法務大臣のご苦労と葛藤を、あらためて思っています
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